ちょっとアツめに語ります笑

シンガポール生活が日本での生活とさほどギャップを感じずにいられる理由

いくつかありますが

日本のテレビ番組をリアルタイムで観られることもその一つです

元々海外ドラマが大好きなので

わたしはWOWWOWプライムばかり観ています

その中で、最近観るようになったのが「新 アメリカンアイドル 2」

この番組は2002年にスタートしたアメリカで放送されているオーディション番組で

今年が第17シーズン

今現在は「新 アメリカンアイドル 2」としてセミダイジェスト版的な内容を

WOWWOWプライムで毎週放映しています

歌の上手い参加者が競い、全米No1の未来のアイドルを発掘する…という

ありがちな内容ですが

ちょっと視点を変えて観てみると自分に活かせることがいろいろあります

まずは「体験の共有ができる」

予選では、たくさんの参加者の合否の瞬間を目の当たりにします

夢を勝ち取るシーンは何度観ても興奮するし、自分のことのように嬉しく感じます

きっと幸せホルモンが大量に出ているはず（笑）

成功をいくつもみる（体験する）ことで、成功した感覚が疑似体験として自分の脳に刻まれ

自分もポジティブな思考に変化して

結果的に自分の成功体験にも繋がるとわたしは思います

ひとの人生が変わる瞬間は、なんとも言えない輝きと力に満ち溢れています

一方で、不合格者もいるわけです

審査員たちはとても厳しい意見をきっちりと参加者に伝えます

つまらないとか眠たくなったとか…

文化の違いもあるのでしょうが、衝撃的な言葉がどんどん飛びます笑

それでも腐らず次に向かう参加者の姿勢は見習うべき点のひとつ

合格でも不合格でも結果にはそれなりの理由があるわけで

その理由と向き合うことこそが大切

そんなことを審査員のアドバイスから読み取りました

2つ目は「強さの出所」

「だれかのために」何かを成し遂げようとするひとは強い

その「だれか」という対象はさまざまで

家族だったり友達だったりその他大勢のひとだったり…

「だれか」は自分も対象になります

毎日の生活の中で

知らず知らずのうちに

自分を優先順位の一番最後にしている場面

結構多いです

自分のためにも強くなれる

過去・現在・未来の自分のために歌っている参加者の姿をみて

気付かせてもらいました

最後に「ひとのこころを動かすなにかを持ち合わせること」

ただ歌が上手なだけではだめで、プラスαが必要

「ひとの心を動かすこと」こそ何かを成し遂げるために必要なことだと

審査員皆が口を揃えて話していました

まったくその通りだなって思います

でも、ひとのこころを動かすなにかって言われても難しいですね

永遠のテーマかもしれません笑

教室運営をしていても、ここは大事なポイントになります

これは個人的な意見なのですが

予選通過した参加者に共通しているように感じたこと

それまでの過程において

良いこともそうでないこともたくさん経験しているひとが

勝ち残っているように思います

上手く表現できないのですが

経験の中のある部分にこころを揺さぶられ

その感覚を感じたひとだからこそ

さらにほかのだれかのこころも動かすことができるみたいな…

やっぱり経験って大事

よく子どもには「いろいろ経験させてあげたい」って言いますが

大人にとっても大事

何歳になってもです

とりあえず経験してみる

運よくこころ揺さぶられるものに出会えたら

それは

人生においての糧になり得るラッキーなこと

だからわたしも

状況が許す限り、先入観をなるたけ削ぎ落として経験するようにしています

不安になる時も億劫な時もあります

でも四の五の言わず、時には誰かに背中をどんっ！て押してもらってやっています笑

「神は力をくれるが、実現するのはきみだ」

審査員のひとり、ライオネル・リッチーのことばです

言い回しがいかにも外国人風ですが（笑）、これもその通りだなって思います

そして、ある挑戦者はこんなことを話していました

「自分に実力があるかはわからない　でも夢は叶えたい」

やる前から自己評価し過ぎない

小さなことでもやってみる

人生捨てたもんじゃないよ、頑張ったもん勝ちって言われているような

そんな気がするのです

写真は

南アフリカ原産のワイルドフラワーのひとつ

ブルニア

花言葉は「情熱」「小さな勇気」

情熱も

小さな勇気も

何歳になっても持ち合わせていたいな