失敗?それとも現象?
過去No1のアーティスティックな石けんたち
シンガポール在星中に作った石けんです
抽象画のような趣
(前向きだね笑)
思い通りのデザイン石けんにならず…ということはよくあるので
その時は四方八方から眺めて
その石けんのよいところ、気に入ったところをみつけて
これもありだね!ってなるのですが
さすがにこの時はそうはなりませんでした
レシピは問題なし
軽量だってきっちりやった
かく拌も十分
強いて言うなら
苛性ソーダ水の温度がいつもより上がらなかったし
冷めるのも早かったな…
ここからの1か月半
ラボに通っては実験検証的生活が始まりました笑
結論は『苛性ソーダの品質』
本当のところは謎のままですが、苛性ソーダ純度が低かったのかな、に落ち着きました
MSDSを取り寄せたり苛性ソーダ販売業者をかえたり…
出産間近のラボのオーナーさんに、たくさん動いていただきました
(その後、赤ちゃんは無事に生まれました♡よかった。。)
件の苛性ソーダを取り扱っているベンダーさんは
知らぬ存ぜぬ、これまで納めていたものと一緒だと
でも別のベンダーさんにかえたら
なんの問題もない石けんができたのです
苛性ソーダ水を作った時点で明らかに違いました
しっかり高温になったし、刺激臭もばっちり
ラボのオーナーさん
「Very strong!!」って、びっくりしていたのが忘れられません笑
日本で手に入る苛性ソーダは
表記されている品質と中身が違うなんてことはまずないかなと思います
だけど、自宅での保管状態や使い方にによっては
似たようなことが起こる可能性はありますよね
このシンガポールでの一件
当時はとても大変でしたが
今となってはとても貴重な体験をさせてもらったと感謝しています
だって、ある意味レア体験ですよね!
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